『五行の配当表について』@ 折田 充
まず、五行の配当表とは以下の表です。
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東洋医学では全身をコントロールする臓器は12に集約されています。それらは肝・心・脾・肺・腎・(心包)の【五臓】と胆・小腸・胃・大腸・膀胱・(三焦)の【五腑】です。
体の他の臓器・器官はこれらの12の代表臓器の付属器官であり、代表臓器が正常に機能していれば自ずと正常に働くとされています。(心包)と(三焦)の生理機能は独立したものではなく、それぞれ心、肺、脾、腎の働きと共通するところがあり、五行には含まれません。
東洋医学で三千年、四千年にわたる人間ウォッチングの経験により、五臓の状態がどのように人の体に現れるかを研究し表にしています。それが「五行配当表」です。
では、その意味しているところを解説します。